前回の続き
起雲閣
まずは湯~遊~バスで熱海城から起雲閣へ。ここは1919年に別荘として建てられ、1947年~2000年まで旅館として経営されてた。太宰治など数々の文豪も宿泊した歴史がある。入場料は大人610円。
最初に案内されたのは麒麟という部屋で壁が青く塗られている珍しい内装。これは旅館になってから塗り替えられたものらしく、旅館を開業した「桜井兵五郎」が石川県出身のためで有名な「加賀の青漆喰」と呼ばれる技法で塗られた。こんなところで金沢につながっているとは思わなかった。ここには太宰治が宿泊したらしい。
通路もどこか旅館の面影を残している
外観からは想像できなかったがローマ風の金剛という部屋もある。ここは1929年に建てられた洋館で当時のきらびやかな部屋がそのまま残っていた。ほかにも洋風の部屋はあり、浴室なども残っている。ここでは撮影なども行われたことがあるみたい。
この大浴場は一回入ってみたい
中庭の中にも入ることができる。きれいに手入れされていて美しかった。奥に見える建物が近代的なので少し不思議な感じ。
次のバスの時間まで時間があったので内部にあった喫茶店「やすらぎ」へ。テーブル席が3つとカウンター席があって今回はカウンター席に座った。
熱海紅茶を注文。紅茶とマーマレードを交互に食べるという変わったメニュー。紅茶がストレートなのでマーマレードの甘さに飽きることなく、ゆっくりと休憩できた。
商店街で食べ歩き
夕飯まで時間があったので商店街で少し食べ歩き。種類としては練り物や海鮮系が多い印象。食べたかったけど夕飯が入らなくなるので少し我慢。奥のほうには四角いシュークリームやフルーツサンドなどデザート系のお店も結構あった。
まず食べたのわさびソフト。初めて食べたんだけど最初は甘いよくあるソフトクリームの味だけどだんだんわさびが出てきて後味で風味が広がっていく。ツンとした感じはほとんどなかったのでしっかりデザートとして美味しかった。
次に食べたのは熱海プリン。結構有名だから知っている人も多いかも。人がかなり並んでいて道路をまたいで反対側の待機所から並んで購入。今回購入したのはマンゴー味。プリンは非常になめらかでしっかりとマンゴーの味がした。下のカラメルはベリー系?の味だった。
囲炉茶屋
晩御飯はやはり海鮮が食べたいということで熱海プリン。熱海プリン 1st本店の近くにあるお店で和風な感じの居酒屋。メニューも刺身系のほかに焼き魚もあったりと結構豊富だった。今回は海鮮丼を注文。たしか1600円ぐらい。刺身はけっこう脂がのっていて満足感が高かった。
感想
今回の旅行は結構うまく回ることができて満足。熱海はリゾート感が強く、少し海外のような雰囲気があるので旅行先としてかなりいいなと思った。ただ観光地一つ一つのボリュームは控えめなので一泊する予定だと観光地巡りだけでなく、リゾート感覚で待ったりするのもいいと思う。
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